日経ビジネス(2010年6月28日)に「赤字を黒転する現場」 
  という記事が掲載されていました。 
  厳しい建設業界で赤字必死の現場を黒字の現場に変えてきた 
  所長(中野達男)がいる。 
  現場の作業員の使う仮設トイレはシャワートイレ。畳が敷かれた 
  休憩所には手作りのゴルフ練習場が設置されている。 
  かつては「香里農園」と名づけた野菜畑もあった。ここで取れた 
  野菜は近隣の住民に無料で配っていた。 
  職人が楽しく働く建設現場。この雰囲気は、職人目線を貫く 
  中野が作り出したものだ。 
  仮設トイレは汚いのが通り相場だが、誰だってトイレは綺麗な 
  方がいい。休憩所が畳敷きなのも、肉体労働の後は椅子に座る 
  より畳で横になるほうが体が休まる。 
  もちろん、優しさだけではない。 
  朝のラジオ体操で手を抜く職人を見つければ容赦なく怒鳴り上げる。 
  仕事に身の入っていない職人を見つければその職人は帰らせる。 
  仕事の中身が悪ければ、鉄拳も辞さない。 
  だがそれでも職人はついていく。 
  「この現場では手抜き工事はあり得ない。」 
  「中野総括を裏切れない。」 
  とある職人は言う。 
  労働集約的な建設現場では一人ひとりのモチベーションがものをいう。 
  いかに職人に気持ちよく働いてもらうか。それが、利益に直結する。 
  だから中野は職人目線でものを考え、実行していく。 
  そしてこのやり方で中野は結果を残してきた。 
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  あなたはこの記事を読んでどう思いましたか? 
  ご自分の仕事でも活かせそうなことはありますか? 
  ↓ ↓ ↓ 
  私はこのように思いました。 
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  私も様々な業種の経営者と話し合い、売上アップや利益アップで 
  結果を残してきました。 
  しかし、経営者と私が戦略を立てて頑張ったところで結果はついてきません。 
  最終的には店舗のスタッフがやりたいことを理解して、一緒に協力して 
  くれて初めて良い結果はついてきます。 
  美容室でも整体院でも歯医者でも、経営者一人で経営していない限り 
  スタッフの方が何名もいます。 
  経営者はお客様の満足も考えなくてはいけませんが、スタッフの満足も 
  それ以上に考えなくてはいけないと思います。 
  スタッフが満足していて初めてお客様にも満足して頂けるサービスを 
  提供することができます。 
  もし、経営がうまくいっていない方は、一度スタッフの方の満足度について 
  考えてみてはいかがでしょうか。 
  以前にも、何度か紹介していますが、スタッフの満足度を上げることで、 
  業績を大幅に伸ばしている会社はたくさんあります。 
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