低価格戦略からの脱却で赤字経営からV字回復した理由とは


2017年7月12日の日経MJにメガネスーパー
の記事が書いてありました。


メガネ業界と言えば、
次々と低価格メガネ会社が乱立し、
低価格一直線の業界です。


今まで、2〜3万円が当たり前だったメガネが、
5000円とかで買えるようになりました。


メガネ店の客単価はここ10年で15%も
減っているようです。


メガネスーパーもかつて低価格路線に走り、
赤字が続きました。



時代の流れは、低価格一直線。

しかし、低価格路線では赤字続き。


あなたがメガネ店の経営者ならどのような
戦略を取りますか?



メガネスーパーはある戦略で
低価格戦略を脱し、
単価4万円を得るようになりました。


5000円のメガネが台頭している中、
4万円のメガネが売れていきます。



まずは、もしあなたがメガネ店の経営者であったら、
どのように現在の危機を脱するか
考えてみてください。



どの業界でも、激安戦略のライバルが
出現することはあります。


その時、あなたならどうしますか?



答えは、ノートかメモ帳などに
ちゃんとアウトプットしてくださいね。


アウトプットしないと身に付きません。




↓(考え中)





↓(考え中)




答えが出ましたか?



もちろん、あなたを含め、
多くの経営者が低価格路線から脱出して、
高単価、高付加価値路線に行きたいと
思うはずです。


しかし、どのように高付加価値にすれば
よいのかがわからないと思います。



メガネスーパーは、

目の健康寿命を延ばす
「アイケアカンパニー」を宣言し、
高付加価値路線を走りました。


低価格メガネの存在感が増す
今だからこそ、

「きめ細かいサービスで勝負する」

と決めました。


具体策の一つに、
お客さんが1人でも出向く訪問販売です。


店舗に来てもらうことから、
こちらからお客さんのところへ出向くこと
を始めました。


低価格路線で廃業するメガネ店も増え、
メガネ店に来店することが出来なくなった人も
たくさんいます。

外出する機会が減り、来店できない人もいます。


こんなニーズをくみ取り、
訪問型を行うようにしました。


きめ細かい対応により、
訪問販売は、通常の来店型の販売より
1万円も高い、4万円という客単価を実現しています。


「訪問販売のニーズがあるなら店を閉めても構わない」
とメガネスーパーの社長は話しています。





私も常々クライアントには、
高付加価値戦略で行くようにアドバイスしています。


超大企業はまだよいですが、
小さな会社には低価格戦略は難しいです。


何も考えずに、周りに合わせて価格競争する
会社が多いですが、価格競争をして
繁栄し続けている会社を私は知りません。



「高付加価値と言っても、
 当社にはそんな価値がないですよ・・・」


多くの経営者がそう言います。


しかし、私の経験から言うと、
どんな会社にも誰にも負けない価値は
あります。


私は新たな価値を見つけ、
何社も何社も成功させています。


まずは自分の会社には価値があると
信じることです。


あとはプロと相談し、
しっかり価値を明確にすることです。



繰り返しますが、
小さな会社には低価格戦略、価格競争は
倒産一直線です。



メガネスーパーは年商150億円を超える企業です。


この規模でも、低価格戦略は
厳しいのです。




今日の記事が少しでもあなたの
役に立てばうれしいです。


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