こんにちは。地域活力研究所の笠島です。
前回は、利益の出にくいビジネスには、4つの特徴があって、
そのままの状態で、頑張ってもなかなか良い結果は出にくい。
という話をしました。
(利益が出にくいビジネスの特徴)
1.単価が低い
2.利益率が低い
3.在庫を持つ
4.継続性がない(リピートしづらい)
今回は、あなたのビジネスを利益が出やすいビジネスに変える
方法についてお話しします。
まず最初にお話ししたいことは、
あなたがどんなビジネスを行っていたとしても、
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利益の出やすいビジネスに変えることができる。
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という事です。
間違っても
「うちの業界は、○○だからダメなんですよ。」
なんてことは考えないでください。
こう言っている時点で、思考停止状態になり、何も良いアイデアは生まれてきません。
自信を持ってください。
あなたはできます。
それでは、利益が出にくいビジネスの特徴の原因と解決策を
考えていきます。
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1.単価が低い
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「価格競争が激しくて、やってもやっても利益が出ません。」
「近所にライバル店ができて、その店がうちより安いんですよ。
だからお客さんととられてしまって・・・」
あなたは、こんな言葉を聞いた事がありませんか?
そもそも、
●人が価格が高い、低いと感じるポイントはどこでしょう?
何と比べて高いのでしょうか?低いのでしょうか?
例えば、
・コーヒーを自動販売機で買うと120円ぐらいです。
・コーヒーをスターバックスなどで買うと、400円ぐらいです。
・コーヒーを有名ホテルなどで買うと、1200円〜1500円ぐらいです。
あなたは、この価格の違いはなんだと思いますか?
消費者はそれぞれの場所でこの値段で普通にコーヒーを買います。
なぜでしょうか?
有名ホテルのコーヒーは自動販売機のコーヒーの10倍以上おいしいのでしょうか?
そんなことないですよね。
ここに、価格競争に悩む方が、悩みを解決するためのヒントがあります。
人が価格が高い、低いと感じるのは、
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提供される”価値”に比べて、価格が高いか低いかで判断します。
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ただ単に、おいしいコーヒーを売るだけでは、120円程度の価値しかありません。
それを、落ち着いた空間や音楽など、それ以外の付加価値をつけていくことで、
400円、1200円と高い価格でも消費者は納得して買ってくれます。
価格競争に悩む方がやるべきことは、
あなたの商品やサービスの価値を消費者にしっかりと伝えることです。
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漠然とコーヒーを売ります。だと、消費者に価値が伝わりません。
「あなたはどんな思いでこの商品やサービスを提供しているのか?」
「どれほど手間ひまをかけているのか?」
「どれだけお客さんにメリットがあるのか?」
とにかく考えられるだけの付加価値をお客さん(消費者)に伝えてください。
伝え方としては、ホームページが一番有効です。
情報量に制限がないので、しっかりと伝えることができます。
ホームページにしっかりと情報を掲載し、チラシやパンフレット、
ニュースレターなどのツールを利用してホームページに誘導するような
仕掛けを作るのが良いです。
ホームページでお客さんのメールアドレスを取得できれば、
メールマガジンでも定期的に情報を提供できるようになります。
「消費者はあなたのことを全く知りません。」
「消費者はあなたの会社のことを全く知りません。」
「消費者はあなたの商品・サービスのことを全く知りません。」
信じられないかもしれませんが、最寄りの駅などでアンケートをとれば
よくわかります。
いかに知ってもらうか!
これにつきます。
今回はここまでにして、次回は残り3つの解決策についてお話しします。
ぜひ楽しみにお待ちください。
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