こんにちは。笠島です。
本日は、地元所沢市の小手指でお祭りをやっていました。
そこで、地元の住宅メーカーが参加していたのですが、
「きっと地元のお客さんが減るだろうな」ということをやっていました。
きっと、当の住宅メーカーは分かっていないと思いますが、口コミで悪い評判が広まると思います。
その住宅メーカーはお祭りを通じて地元住民とのつながりを持ちたいと思い、出店しているのだと思いますが、出店したことにより悪い評判がたつとは思っていもいないと思います。
何をしたから悪い評判がたつのかについてお話しします。
そのお祭りは、地元のプロ野球球団・西武ライオンズ関連のお店や埼玉ブロンコス?など地元バスケットチームのお店が出ていました。
他にも、お神輿、木工品、木工品体験、その他出店も色々と出ていました。
地元国会議員や子供アニメの歌手なども来て、結構人が集まっていました。
そのお祭りに出店したのですから、かなりの地域住民に会社をアピールするチャンスです。
その住宅メーカーも風船を無料でプレゼントしていました。お祭りまで歩いていく途中でも、風船を持った子供がたくさんいたので、一生懸命配っていたのだと思います。
私にも小さな子供がいるので、風船をくれるお店を探していました。
場所が分からなかったので、お祭りの本部で場所を聞いて、もらいに行きました。
ところが・・・、
風船をまったく配っていないのです。
10人〜15人の住宅メーカーのスタッフはいるのですが、風船を配っていません。
もう終わったのかな?と思って近づいていくと、20メートル前にお婆ちゃんと娘と孫という3人が歩いていて、その住宅メーカーのスタッフに風船のことを聞いているようでした。
その3人は風船をもらえずに帰ってきたので、どうしたのですか?と聞いてみると、住宅メーカーは昼食休憩だったようです。
ここで、あなたに質問です。
もしあなたがお祭りに出店していて、スタッフが15人いるとして、一度にまとめて休憩をとりますか?
百歩譲ったとして、休憩中に風船を楽しみに声をかけてきたお客さんを何もせずに無下に帰しますか?
もし、何の疑問も持たずにこういうことをやるようでは要注意です。
見た感じ新入社員ぽい人もたくさんいたので、新人研修の一環としてお祭りに参加していたのかもしれません。
私も何度もお祭りに参加して、地元住民の声を聞いたり、ビックサイトのような大きな会場でイベントに出展したこともありますが、一度に休憩をとることも、興味を持ってきてくれたお客さんを追い返すこともしたことがありません。
お店によってくれた方はすべて見込み客になりうるお客さんです。
その人たちに対して、悪いイメージを持たれるようなことは普通はしません。
ちょうど、追い返されてきた3人と会い、
「風船もらえなかったんですか?」
という話をしたら、お婆さんは特に怒りが爆発していました。
お婆さん「あれだけの人数がいて、一切に休憩なんて何を考えているんでしょうね!」
私「本当ですよね。楽しみに来たのに、追い返すなんてお客さんのことを考えていないですよね」
お婆さん「本当よ。あの会社はどうなっているの!」
・・・
・・・
・・・
わずかな間の話でしたが、雰囲気的に、「もう二度とあの住宅メーカーにはいかない」という感じでした。
悪い噂というのは、良い噂の何倍も広まりますので、口コミで広がるだろうなー。
せっかく、地元住民に愛されようと風船をあげているのに、なんでこんな基本的になことが分からないんだろうな?
社員は普段お客さんのことをどう考えているんだろうな?
普段もこういう自己中心的な接客なのかな?
・・・・と、悪いイメージがどんどん膨らんでいきました。
この話は何もこの住宅メーカーだけのことではありません。
私もあなたも、多くのお客さんと接する中で、本当にお客さんのことを考えながら接しないと、このようなことになりかねません。
このようなことは、当人にはわからないところで、広まっていくものです。
この住宅メーカーもこの記事を読まない限り、犯した過ちの大きさは気がつかないと思います。
今日、この出来事に遭遇して、本当に日々の接客を大切にしないといけないなと改めに思いました。
みなさんも日々の接客の中で、悪い評判ではなく、良い評判が生まれるようにしましょう。
お客さんのことを本気で考え、お客さんの気持ちになって考えればお客さんはきっと喜んでくれます。