日経MJ(2011年4月25日)に 
  「エンタメ各社SNS武器に販促・集客に活用」という記事が掲載 
  されていました。 
  エンターテインメント関連企業が、顧客同士で商品やサービスを 
  評価・推薦しあうことのできるインターネット上のソーシャルメディア 
  を活用する試みが増えている。 
  タワーレコードは専門部署を新設。 
  カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は顧客が書き込んだ 
  推薦文で商品が売れればポイントを提供する仕組みを導入した。 
  ネット上の口コミを販売促進に生かす同様の動きは広がりそうだ。 
  あなたはこの記事を読んでどう思いましたか? 
  自分の仕事に活かせそうですか? 
  ↓ ↓ ↓ 
  アナログの世界でも口コミはとても重要な集客方法ですが、 
  これがネット上の口コミとなると広がり方が桁違いに違います。 
  信頼度という意味ではネット上の口コミは直接人からで聞いた 
  口コミ情報に比べて少しは弱いかもしれませんが、それ以上に 
  広がる人数が多いです。 
  私もたまにクレームを言いたくなるような対応を受けることが 
  あります。 
  商売柄、お店のスタッフの行動をよく観察しているからなおさら 
  なのですが、本当に教育のできていないスタッフが目につきます。 
  今までは、「もう二度と行かない」という方法で、お客様を一人 
  失うだけでした。 
  しかし、これから簡単に口コミ情報を共有できるようになると、 
  悪い口コミを書かれる事で、これから来るであろう未来の顧客まで 
  失うことになります。 
  では悪い口コミを書かれたらどうすればよいのでしょうか? 
  ホテルとか旅館予約サイトなどでは、口コミ情報での評価が 
  進んでいて、良い口コミも悪い口コミもたくさん掲載されています。 
  よくやっているなと思う旅館は、悪い口コミに対して、 
  「その後○○のように改善いたしました」という旅館側からの 
  返答が書いてあります。 
  これで悪い口コミ情報が消えるわけではありませんが、これを見た 
  新しい見込客は安心して悪い口コミ情報が薄れます。 
  現状でも消費行動を起こす人の85%がネット上で情報を調べて 
  から購入するそうです。 
  その際の口コミ情報が商品購入に与える影響は大きいです。 
  業者からの売り込み情報ではなく、自分と同じ立場の人が発する 
  情報は信頼度が高いからです。 
  今後は、アンケートなどでお客様の声を集めることはもちろんです 
  が、ネット上に書き込まれる口コミ情報にもアンテナを立てて、 
  サービスの改善を行わないといけません。 
  今までは、悪いことをしても知られることが少なかったですが、 
  今後は悪いことをするとすぐさま情報は広がります。 
  つまり、本物のサービスを提供しないと生き残れません。 
  お客様のことをいつも考え、満足する商品やサービスを提供 
  し続ける会社やお店しか生き残れないということです。 
  消費者にとっては良い世の中になっていきますね。 
  → 
「集客方法・売上アップ・利益アップの悩み相談所」のトップページへ