「メール以外は送らなくていいのか?」
先ほども話しました通り、メールアドレスの取得割合は
美容院などの比較的メールアドレスを取得し易い業界で50%~80%です。
逆に、クリーニング店などでは5%~40%程度です。
今後はもっと割合が増えていくと思いますが、現状ではこの程度です。
ということは、既存客の半分以上の方にはメールが送れません。
お店側から見ると、たくさんお金を使ってくれるお客様が良いお客様です。
必ずしもメールアドレスを登録してくれた人がたくさんお金を使ってくれるわけではありません。
ですので、顧客分析をして利用金額上位30%にはニュースレターを、
上位10%には手紙+ニュースレターなどとコストを計算しながら
効率的にコミュニケーションをとり続ける必要があります。
この辺のことを詳しく書くとレポート1本分ぐらいになってしまいますので、
今回はこれ以上詳しくは書きません。
ただ、年賀状をとっても分かるように、手書きの温かさ、気持ちの伝わり具合などは
メールや印刷物ではかないません。
もし自分だったらどのようなことをされるとうれしいか、
お客様の気持ちになって考え、日々実践して下さい。
「メールを送るといってもどうすればいいの?」
メールアドレスを取得した後に既存客をフォローアップする方法
として主に2つあります。
1.まぐまぐに代表される、「メールの一斉配信サービス」を利用する
2.設定しておけば自動で送信してくれる「ステップメール」を利用する
そして私が最強のフォローアップツールだと思うのが
2の「ステップメール」
です。
「一斉配信とステップメールは何が違うの?」
簡単に説明すると
「一斉配信 ⇒ 手動」
「ステップメール ⇒ 自動」
です。
最終的には、一斉配信とステップメールを両方とも利用する必要がありますが、
お客様が初めて顧客になり、ここから本当の固定客にステップアップさせていく
一番重要な段階ではステップメールが最適です。
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