「集客方法、売上アップ」で悩んだら、まずはこのレポートをご覧ください。
◆町の「古本屋」「不動産屋」「果物屋」が儲かっている理由
あるテレビ番組で、こんなことが紹介されていて驚きました。
あなたの町にも、とても寂れた「古本屋」があると思います。当然お客さんなんて入っていなく、
あれでよく経営が維持できていると思います。
ところが、実際はあれで儲かっているそうなのです。
そのようなお店は、希少価値のある書籍を探しているお客さんのために存在するのです。
その客を見つけたら、あとは「目録」を定期的に送り続ける。
すると、まとめて買ってもらえるらしい。
そのため、店先には高額な書籍はおかず、奥に隠してあるらしいのです。
また、あなたの町にも小さな「不動産屋」があると思います。
この不動産屋もお客さんが入っているところを見たことがなく、経営を維持できているのが不思議なくらいですが、この不動産屋もかなり儲かっているらしいのです。
それはホームページで興味のあるお客さんのメールアドレスを集めて、定期的にお客さんが希望する条件の物件をメールでお知らせしているそうです。
そうすると、この物件だと思ったお客さんが連絡してきて、80%の確率で成約するそうです。
また、あなたの町にも小さな「果物屋」があると思います。
同じくあれでよく経営が成り立っていると思うかもしれません。実際に、店では店頭に並べている果物はほとんど売れないらしい。ところが、この店もやはり儲かっているらしい。
これもやはり顧客情報の活用 です。
この店では、贈答品を中心に売上が構成されていて、お歳暮、お中元の時期になるとお客様にダイレクトメールを送るのです。
するとそのお客様が、それこそ100人分の贈答用フルーツの盛り合わせを注文する。
世の中には、もっと安い果物がスーパーに並んでいるにもかかわらず。
一見儲かっていないように見えても、実際は儲かっている。
そんな店は裏では必ずといっていいほど顧客情報を活用してダイレクトメールやメールを送っているのです。
◆通販業が儲かっているのはなぜか?
顧客情報を入手するのは、ダイレクトメールを送るためです。 ダイレクトメールを送るのは、それが売上を上げる一番手っ取り早い方法だからです。
通販業者は、このメリットを最大限に活用している代表的な業界です。
いま、通販業は全体的に好調です。
通販業者は多大な費用をかけて、テレビショッピングやコマーシャル、雑誌広告などを活用する。
では、通販業者が広告だけで儲かっているのか?
そうではありません。通販業者が儲かっているのにはもう一つ理由があるのです。
それが「顧客情報の活用」です。
世の中は、「通販で物を買う人」と「通販では物を買わない人」に二分されます。
あなたは通販で物を買った経験がなければ、「通販では物を買わない人」であり、通販で物を買うのに抵抗があるはずです。
それは、電話をかけるのが面倒くさい、なんとなく信用できない、留守がちで受取ることができないなど、理由は様々だと思います。
ただ共通していることは、「通販で物を買わない傾向がある」ということです。
ということはジャパネットたかたの高田社長がいくら魅力的な言葉で話しかけても、あなたは買いません。
それは商品が気に入らないのではなく、「通販では物を買わない傾向がある」だけなのです。
一方、通販で物を買ったことのある人なら、商品を気に入れば買うでしょう。
もし気に入れば買ってくれるということは、通販業者から見ると、「通販では物を買わない傾向のある人」に比べると、数百倍も商売がしやすいということになります。
だから、カタログハウスは、まず「通販生活」というカタログを「売る」のです。
お客様に、商品を買うためのカタログを買わせているのだ。カタログを買ってまで通販を利用する人は、一般の人よりも何倍も商売がしやすいはずです。
そのため、通販業者は一度注文を受けたお客様に対して、個別に繰り返しダイレクトメールを送るのです。その結果、そのお客様一人から生まれる収益が上昇することになります。
◆「あなたの店の商品を買いやすい人」を簡単に見つける方法
当然、「買う人」と「買わない人」という考え方は通販にだけ限ったことではありません。
あなたが飲食店を経営していると仮定した場合に考えなくてはいけないのが、世の中には「外食をしやすい傾向の人」と「外食をしにくい傾向の人」に大きく二分されるということです。
外食をしにくい傾向の人に、いくら経費を使って販促をかけてみてもムダなのです。
多くの会社(お店)がフリーペーパーやチラシなどを使って、「その店に興味がない人」にまで販促を行なっているが、このような人に対する販促は、経費をどぶに捨てるに等しいといっていいでしょう。
だから簡単な話、販促は「あなたの店に興味がある人」にだけ行なえばいいということになります。
では「あなたの店に興味がある人」とはいったい誰なのか?
それはあなたの店を利用したことがある人だ。
あなたの店を1回でも利用したことがある人は、0回の人に比べると5倍から16倍商売がしやすいのです。
だから、顧客情報を集める必要があるのです。
既存客以外に新規客を集める方法は別の機会にお話します。